2020年07月01日に開催されたオンラインイベント「『自治体向け給付管理システム』をアジャイル開発してみた」は、話題になっている新型コロナウイルスの給付システムを実際に作ってみようという内容だったこともあり、100名近くの申し込みを頂き大変好評でした。そこで、イベントの中でローコード開発ツールTALONを使ってアジャイル開発したシステムの紹介・デモ部分を動画で公開する事としました。実際に今回のイベント用にTALONで機能を構築しており、デモ形式で解説を行っていますので製品のより具体的なイメージをご理解頂ける良い機会かと思いますので是非ご覧ください!
・イベント概要
新型コロナ禍によって、自治体システムの現状に疑問が投げかけられています。マイナンバーを用いたオンライン給付申請が煩雑過ぎて使えない。そもそも給付が決議されるたびに、莫大な予算が業務委託や各自治体毎のアプリ開発に投入されている。ただでさえ災害の多いこの国では、到底受け入れられるものではありません。
そこで、システム開発の専業者である我々は、住民、世帯、事業者向けの給付管理を含む自治体システムの基本部分に関する「あるべきデータモデル」を考えました。抜本的改革やDX(デジタル・トランスフォーメーション)のためには、何よりも「革新的なデータモデル」が求められるからです。業務プロセスやアプリ構成はデータモデルから導かれるものであって、その逆では無いと考えます。
そして、このモデルを基礎としてローコード開発ツール(楽々FrameworkⅡ、Rmenu、OutSystems、TALON、X-TEA Driver)を用いてアジャイル開発し、その成果を公開し比較検討することにしました。実際の給付管理システムを開発・運用しているチーム(Wagby)による解説も予定しています。
現状を嘆くばかりでは事態は進展しません。プロのシステム開発者からの具体的提案を踏まえつつ、日本の行政システムを世界に誇れるものにしていきましょう。データモデリング、ローコード開発、アジャイル開発、少数精鋭チーム開発など、新しいシステム開発のあり方に興味のある方々、また自治体システムについて問題意識のある方々は、ぜひご参加ください。
イベントの詳細情報は以下のサイトで確認できます(終了済み)
日時:2020年7月1日(水) 17:30~20:00
会場:オンライン[Zoom]開催
参加費:無料
主催: ローコード開発コミュニティ運営事務局
https://www.kokuchpro.com/event/ced40dc49754604715e5f2d99bf1dc49/