2015年9月19日(土)に、大阪で開催された実装!花束問題 (主催:超高速開発コミュニティ、IT勉強宴会)に参加しました。イベントの内容はIT勉強宴会のブログで詳細に語られています。複数の開発ツールが集まって一つのシステムを作っていくという大変刺激的なイベントでした。
今回のイベントでは、当社で開発・販売しているローコード開発ツール「TALON」を使って花束問題のシステムを実装しました。花束問題の内容はこちらよりご覧ください。簡単にまとめると、実店舗を持つ花屋さんの課題を解決するためにシステムを作るという物です。当イベントにも参加されたデータモデリング名人であり、モデリングツール「X-TEA」作者の渡辺幸三さんも自身のブログで内容を語っています。
TALONによる実装方針について
今回システムを作るにあたって、業務の整理とデータモデリングをした結果が以下の資料群になります。
- 花束問題にどのように取り組むかの方向性を決める(与件の整理)
「与件と、TALONでの構築方針.pdf」 - 業務フロー図
「花束問題_業務フロー図.pdf」 - システムフロー図(DFD)
「花束問題_システムフロー図.pdf」 - ER図(データモデリング)
「花束問題_ER図.pdf」
これらのシステム設計資料を元に、データベースは10テーブル、機能画面は14となりました。実際に発表に使った資料は以下となります。
- 発表資料
「実装!花束問題_TALONで実装編.pdf」
発表資料に色々な思いを書いていますが、本当に良くできた問題だと思います。在庫という本来かなり難しい概念・仕組みを考えるためのギリギリの複雑さを持っている内容なので、業務システムを設計するためのスキルを磨くのには非常に良いです。この中で私なりに在庫の本質についても語っていますのでよろしければご覧ください。
それでは今回はこの辺で。
文=古関雄介