TALON詳細

TALONの機能・
仕様・価格について

TALONはブロックシステムというシステムを基本とし、 学習コストに時間を掛けなくても複雑なシステムを作ることのが特徴です。 本ページではTALONの機能や製品構成情報、価格などをご紹介します。

TALON最大のウリ
「ブロックシステム」について

「ブロックシステム」とは、TALONを一言でいうと「ブロックシステムの事である」というぐらい、重要な仕組みです。
TALONは究極的には「データベースモデル完成=業務システム完成」を目指しており、その実現のための概念がブロックシステムです。 データベース(NoSQLやクラウドサービス含む)の情報をブロック単位に設計し、 ある時は画面を構成するユーザインターフェースの一部となり、ある時はルールエンジンとなります。

ブロックシステム
構造仕組み

定義するブロックごとに接続先を自由に設定し、接続先のデータテーブルをSELECT式により取得して、1つのテーブルへ更新が可能。(SELECT式は自動作成するウィザードも提供)

各ブロックはそれぞれ違うDBやNoSQLやクラウドサービスの情報を扱うことが可能。確定処理でブロックから別ブロックを呼び出して実行させることが出来ます(ルールエンジン機能)

ブロックシステムを分かりやすく理解できる「漫画」と「動画」をご用意しています。以下よりご覧ください。

機能一覧

TALONの代表的な機能についてご説明します。より詳細な情報や、そのほかの機能については「構築支援サイト」を参照ください。 構築支援サイトは一部会員様限定のサイトになりますが、 試用版をご利用になると期間限定で会員IDを発行しますので全情報にアクセスが可能になります。
試用版についてはお問合せください。

代表的な機能

  • ブロックシステム機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
    動画でチェック!

    TALON製品の根幹を構成している機能です。 1つのWeb画面上に複数のブロックを配置する事が出来、それぞれのブロックは独立したデータアクセスを行います。 これにより様々な情報を1画面上に表現し、かつ、その情報を更新する事が可能です。 ブロックとしてご用意している形式には「単票タイプ」「明細タイプ」「グラフタイプ」「カレンダタイプ」「ガントチャートタイプ」があります。 これらのタイプはブロックという仕組みで表現しますので、作り方がほとんど同じという特徴を持ちます。 つまり、一覧明細の情報表示画面と、カレンダ形式の情報表示画面の作り方が同じなので、 開発を短期間で行うだけでなく、TALONは学習コストが非常に低いという特徴を持ちます。 ブロックはデータアクセスの為のSQLのSELECT式と、設定を行う事で構築が可能です。

  • データ照会・更新機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
    動画でチェック!

    100種類以上のデータベース・NoSQL・クラウドサービスのデータ・情報を自由に扱い、Web画面上に表示し、 その情報を更新する機能を構築可能です。これにより独立した業務システムの開発から、別システムの周辺機能開発、 複数の別システム・サービスを連携した機能の開発が可能となります。 全てブロックシステムで行いますので1つの画面上に複数のデータベース・NoSQL・クラウドサービスの情報を表示し、 一括で更新する事も可能です。

  • リアルタイムユーザインタフェース機能

    【 活用可能な業種:
    全業種、特に製造業向けIoTに有効 】
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    例えば作業実績の情報を大きなモニタにリアルタイムで表示する事で進捗を把握したり、 IoTデバイスが出力するリアルタイム情報をそのままWebグラフとして表示したりする事が可能です。 リアルタイムで動作する間隔はミリ秒単位に指定が可能ですので、 システムの負荷状況を勘案した最適な設定が可能となります。

  • ルールエンジン機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
    動画でチェック!

    ブロックシステムにより実現する機能です。 1つのWeb画面上に配置した入力可能なブロック(例えば単票形式)に利用者が情報入力した際に、 複数のデータベーステーブル(もしくは各種クラウドサービスなど)に対してチェックやビジネスロジックの実行を行いながら更新する事が可能な機能です。 通常プログラミングが必要なこれらの処理をTALONの設定で行う事が可能です。 これにより例えば商品の仕入処理時に仕入情報更新、在庫情報更新、会計情報更新などを1度に実行が可能です。 また、異なるデータベース・クラウドサービスをルールエンジンで繋ぐことが出来ますので、 利用者が1つ入力した内容で複数のシステムに情報登録をすることも可能です。

  • グラフ表示機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
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    線・棒・円・ドーナツ・分布さらに複合グラフなど、多彩なグラフを扱う事が可能です。
    それぞれのグラフはブロックシステムとして独立していますので、 1つの画面に自由に複数のデータソースから表示させることが可能ですので、IoTの情報と社内の基幹システムの情報、 さらにクラウドサービスの情報を1画面にグラフ表示させることが出来ます。 さらに、ブロック to ブロック機能により1つの画面上にあるボタンをクリックする事でグラフの情報をリアルタイムに変化させることが可能です。 例えば月度ボタンを配置して置き、2月ボタンを押下すると画面上のグラフが2月の構成内容に変化するといった使い方が可能です。 これらをBIツールのキューブを用意することなくSELECT式を設定するだけで実現できます。

  • カレンダ表示機能

    【 活用可能な業種:
    スケジュール管理が必要な業種全般 】
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    Googleカレンダのような形式でデータ管理が可能です。通常のスケジュール管理パッケージと違い、 TALONのブロックシステムの一つとしてご用意していますので作り方が非常に簡単でかつ自由度が非常に高いです。 画面の1部として構成したり、設備予約のスケジュール管理として構成したり、使い方は無限です。

  • ガントチャート表示機能

    【 活用可能な業種:
    スケジュール管理が必要な業種全般 】
    動画でチェック!

    プロジェクト管理に有効なガントチャート形式でデータ管理が可能です。 マウスのドラッグアンドドロップでバーの移動や伸縮が可能です。 カレンダ表示機能同様に通常のスケジュール管理パッケージと違い、 TALONのブロックシステムの一つとしてご用意していますので作り方が非常に簡単でかつ自由度が非常に高いです。

  • スマートデバイス機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
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    TALONで構築したWebシステムをスマホ・タブレットに最適化したWeb表示に変換してご利用が可能です。
    スマホ・タブレットの標準オブジェクト(日付編集など)を利用する事が可能になります。また、操作しやすいようにボタンのサイズなども自動でリサイズされます。また、各種バーコードをブラウザのインカメラで高速読み取りする事が可能ですので、製造現場での作業実績入力などを簡単に実現できます。

  • フリーレイアウト機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
    動画でチェック!

    TALONは画面のユーザインタフェースに「標準レイアウト」「フリーレイアウト」の2種類をご用意しています。 標準レイアウトは設定によるルールで画面を自動構成する為、高速での開発が可能です。 一方で、凝った画面レイアウトを構築したい場合には標準レイアウトでは制限がありますので困難になります。 そのような場合にはフリーレイアウト機能で構築する事が可能です。 専用のデザイナ画面により、HTMLを組み立てていく感覚で画面構成を作ることが出来ます。 スタイルシートの適用も自由に行えますのでフルスクラッチで構築するのと遜色のない画面を作ることが出来ます。

  • 帳票出力機能

    【 活用可能な業種:全業種 】
    動画でチェック!

    TALONから様々な帳票を出力する事が可能です。 帳票を作る仕組みとして、「Excel帳票」「JasperReport帳票」「その他有償帳票ツールとの連携」をご用意しています。 安価で高速なPDF帳票を出力する場合はJasperReport帳票の利用が可能です。 簡単に帳票出力を実現する場合はExcel帳票がお勧めです。 Excelで帳票フォームを作る事で、そのまま帳票として出力する事が可能です。 出力形式として、「Excel形式でそのまま出力」「PDFに変換して出力」「サーバ指定のプリンタへ直接印刷」が選択可能です。

その他の機能

機能名 説明 活用可能な
業種
ログイン/
メニュー機能
ユーザ認証の機能。ユーザごとにグループ権限があり、セキュリティ設定が可能 全業種
入力補助機能 ユーザの入力を容易にするための仕組みを多数用意。ルックアップやサジェストなど 全業種
メール
送信機能
特定の処理実行時にメールを送信する仕組み 全業種
ファイル
入出力機能
CSVなど様々な形式のファイルを出力、取込をする仕組み。
多数ファイルの一括自動取り込みも可能。
全業種
Excel一括
更新機能
Excelファイルに登録した情報をTALONで一括取込する仕組み 全業種
ドリルダウン
機能
情報を親→子→孫のようにドリルダウンしながら参照する明細情報を構築する仕組み 全業種
プログラム
実行機能
外部プログラムの呼出や、プログラムコード(Java、サーバサイドJavaScript、クライアントサイドJavaScript)を埋め込む事で複雑なロジックを表現する仕組み 全業種
自動採番機能 データベーステーブルへユニークキーを自動採番する仕組み 全業種
バッチ
実行機能
TALONの機能をWeb画面ではなくバッチによる自動実行する仕組み 全業種
設計書
出力機能
TALONで構築した機能の詳細な設計書をいつでも出力可能。設計情報と実装情報の一元管理が可能になります。 全業種
多言語
対応機能
日本語のほかに、英語/中国語(繁体字)に対応しています 全業種
機能ログ
確認機能
利用者によるアクセス、データ参照・更新のログ情報を画面上で確認可能 全業種

TALONの実行方式と
製品バージョンアップについて

TALONはローコード開発ツールの中で「エンジン駆動型」と呼ばれる方式で実行しています。これは設定した内容をソースコード化するのではなく、設定内容をリポジトリデータと呼ぶ設計情報データとしてデータベース上に保持しておき、利用者がリクエストをするとリポジトリデータを読み取る事で実行します。クラウドサービスなどでも良く採用される方式となっています。この方式を採用しているために、どの環境にTALONを設置しても、ブラウザによるTALON開発を行うと、即座に業務利用できる状態になります。

この特徴により、TALONの実行部分と開発した機能のリポジトリデータが分かれた形で存在していますので、TALONのバージョンアップを行う際には実行エンジン(TALON本体)のモジュールを更新して新実行エンジン(新バージョン)にする事でバージョンアップされます。旧バージョンで作った機能(リポジトリ情報)は後方互換されますので、動作検証は必要となりますが、そのままご利用頂く事が可能です。これによりマイグレーションと呼ばれる回収作業は不要となります。

料金プラン

基本サービス

本体ライセンス

オンプレミス

500,000円~

クラウド版

40,000円~

※利用者数により価格が変動します。
詳細はお問い合わせ下さい。

※クラウドサービスは別途運用・インフラ価格が必要です。

オプションライセンス
(※TALON基本パッケージが必要です。
価格などの詳細はお問い合わせ下さい)

スマートデバイスオプション

TALONで構築した機能をスマホ・
タブレットに最適化したUIで扱うことが
可能になります。

グラフオプション

TALONでWebグラフを
作成する事が可能になります。

カレンダオプション

TALONでカレンダ形式の画面を
作成する事が可能になります。

ガントチャートオプション

TALONでガントチャート形式の画面を
作成する事が可能になります。

オプションプログラム
(※TALON基本パッケージが必要です。
すべて無償でご利用が可能です)
全てTALON標準機能で構築した仕組みですので、
自由にカスタマイズが可能な点が最大の特徴です

カスタマイズ放題ワークフロー

組織定義を行い、承認・否認の
プロセスを実行できます。
申請書はTALONで自由に作成した
画面・帳票と連携出来ますので
自由度が非常に高いです。

カスタマイズ放題生産管理

受注組立型の生産管理システムです。
受注から生産指示、外注、部品発注、
出荷までそろっています。

カスタマイズ放題CRM

リード情報から成約までを管理可能です。
カスタマーサポートやキャンペーンの
管理も可能です。

カスタマイズ放題在庫管理

現品票を発行し、ロット単位の
入庫・出庫管理が可能です。
棚卸の実行も可能です。

サポートプログラム

年間保守

製品バージョンアップの対応、
Q&A対応、構築支援サイトの利用などが
含まれます。

支援メニュー

お客様の要望に合わせた教育や
コンサルテーションを実施可能です。

動作環境

対応OS Windows Server 2008 R2, 2012, 2012 R2, 2016, 2019, 2022(※1)
CentOS 6.5, 7.x, 8.x(※2)
Red Hat Enterprise Linux 7.x, 8.x,(※2) 9.x(※3)
Amazon Linux 2
Ubuntu 20.04 LTS, 22.04 LTS
データ
ベース
Oracle Database 11g, 12c, 18c, 19c, 21c
Microsoft SQL Server 2012, 2014, 2017, 2019, 2022
MySQL 5.6.x, 5.7.x, 8.0.x, 8.4.x
PostgreSQL 10.x, 11.x, 12.x, 13.x, 14.x, 15.x, 16.x
IBM Db2 for Windows/Linux V11.x ※複数DB接続対応のみ
Dr.Sum 2.x 3.x 4.x 5.x(※複数DB接続対応のみ)
CDATA社製品(※複数DB接続対応のみ)
WEB
サーバ
TALON5.x系:Payara5.2020.3~(Payara5系)
TALON6.1系:Payara6.2023.5~(Payara6系)
Java Oracle JDK11、AdoptOpenJDK11、他OpenJDK11準拠製品
クライアント
ブラウザ
Google Chrome
Microsoft Edge(chromium版)

※動作環境は2023年時点の物になります。
今後変更の可能性があります。
※1: Windows Server 2022 をご利用の場合は JDK 11 のバージョンが 11.0.14 以降である必要があります。
※2: Red Hat Enterprise Linux 8.x / CentOS 8.x をご利用の場合は iptables を明示的に有効化する必要があります。
※3: Red Hat Enterprise Linux 9.x をご利用の場合は firewalld サービスと firewall-cmd コマンドを使用する必要があります。

Q&A

導入に関するよくある質問

実際に触って試してみたいですが可能でしょうか?
はい、1か月間の試用版を提供しています。クラウド試用版は環境を当社でご用意しますので簡単に検証が可能です。オンプレミス試用版もご用意しており、こちらはお客様のデータベースに直接アクセスして、より具体的な検証が可能となります。本格的な検討を実施する場合は是非オンプレミス試用版をご検討ください。どちらも製品お問い合わせページよりお問い合わせ下さい。
製品デモを実施して欲しいのですが可能でしょうか?
はい、製品お問い合わせページよりご依頼頂けましたら実施させて頂きます。状況によりましてご訪問、Web会議のいずれかの方法で実施させて頂きます。
TALONを導入したいが、構築する業務システムを全て自社で開発するのは難しいのですがどうすれば良いですか?
TALONは販売パートナー制度があり、販売パートナー企業にはTALONによる開発を受託している企業様がおります。そのような企業に依頼をすることで、一部は自社開発し、そのほかは販売パートナー企業に開発を依頼するという方式が取れます。詳しくは製品お問い合わせページよりお問い合わせ下さい。
TALONを導入するにあたり、教育を受けたいが教育制度はありますか?
はい、ご用意しています。
ハンズオンセミナーを毎月無償で実施しています。こちらは購入前のユーザ様も無償で参加可能です。こちらで実際にTALONを操作しながら使い方を学んで頂く事が可能です。その他に個別での教育メニューを提供可能ですので詳しくは製品お問い合わせページよりお問い合わせ下さい。

ライセンスに関するよくある質問

ライセンス体系はどのようになっていますか?
本体ライセンスはオンプレミス、クラウド共にTALONを利用する人数によって価格が決まります。利用者とは、TALONでシステム開発を行う人、業務利用する人の両方を指します。開発と業務利用の両方を行う人は1アカウントとしてカウントします。ライセンス購入後に利用人数を増やす場合は、増加人数分のライセンス価格の差額をお支払い頂く事で対応しております。詳しくは製品お問い合わせページよりお問い合わせ下さい。

製品に関するよくある質問

TALONはどのようなITスキルがあればシステム開発が可能でしょうか?
データベースを扱うスキルがあれば開発が可能です。 業務システムを開発する際に、必ず企業の情報をどのように管理するかを定義する必要があります。 クラウドサービスやパッケージ製品を除き、一般的にはデータベース設計(データモデリング)を実施します。 TALONはデータモデリングが出来ればその後のシステム開発は超高速かつローコードで完成するという考え方の製品ですので、 データモデリングが出来て(もしくはすでにデータモデリングした情報がある、クラウドサービスやパッケージ製品のデータを扱う)、 データベースへのデータ抽出(SELECT式)が実施出来る方であれば開発をスムーズに行う事が可能です。
そのほかのWebやプログラムの知識はあった方がより高度な開発が可能ですが、TALON標準機能で構築する分には必須スキルではありません。
TALONはどのようにして実行するのでしょうか?開発した内容がソース生成されるのでしょうか?
TALONはローコード開発ツールの中で「エンジン駆動型」と呼ばれる方式で実行しています。これは設定した内容をソースコード化するのではなく、設定内容をリポジトリデータと呼ぶ設計情報データとしてデータベース上に保持しておき、利用者がリクエストをするとリポジトリデータを読み取る事で実行します。クラウドサービスなどでも良く採用される方式となっています。この方式を採用しているために、どの環境にTALONを設置しても、ブラウザによるTALON開発を行うと、即座に業務利用できる状態になります。
TALONの開発はどのような環境で行うのでしょうか?
基本的に全てWebブラウザで行います。開発の流れが分かるチュートリアル資料をご用意しています。製品お問い合わせページよりご連絡を頂きますと提供しています。また、動画チャンネルをご覧いただきますと、具体的にどのように開発をするかをご覧頂く事が可能です。

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