2024年9月17日(火)、TALONバージョン6.2をリリースしました。
さまざまな機能強化を行っていますので、ぜひご確認ください。
これまで、TALONではユーザー・パスワード認証およびMicrosoft Active Directoryを用いたシングルサインオン(SSO)をサポートしていましたが、新バージョンでは、外部サービスとの連携によるシングルサインオンも新たに対応しました。マニュアルでは、Microsoft EntraID(Azure AD)およびGoogleアカウントとの連携方法をご紹介しています。さらに、今回のアップデートで、二要素認証(2FA)にも対応しました。この機能の実現には、ID管理およびアクセス管理(IAM)の分野でデファクトスタンダードとなっているオープンソースソフトウェア「Keycloak」を使用しています。
TALONでは、業務情報を入力する際に役立つさまざまな入力補助機能をご用意しています。今回、これらの入力補助機能をさらに使いやすくするため、複数の機能強化を行いました。
・リストボックス、チェックボックス、ラジオボタンの要素を、汎用コードマスタ以外にも、お客様が用意した業務テーブルから抽出できるようになりました。
・サジェスト機能(テキストボックスにカーソルを合わせると候補リストが表示され、文字を入力すると候補が絞り込まれる機能)を強化しました。たとえば、別の項目の値によって候補リストが動的に変化する仕組みや、条件に応じて項目値を自動でクリアする仕組みが追加されています。
・多段階の絞り込み機能(階層データ設定機能)に利用できるコンポーネントは、これまでリストボックスのみでしたが、今回からチェックボックスやラジオボタンも利用できるようになりました。
TALONは、これまでもさまざまな帳票製品と連携してきましたが、今回新たに帳票分野で国内シェアNo.1を誇るウイングアーク社のクラウドサービス「SVF Cloud」に対応しました。これにより、PDFやExcelなどの多様な形式での帳票出力や、ダイレクト印刷が可能となります。※ご利用には、TALONに加えて、SVF Cloudの契約が必要です。
・ブロックに定義したSELECT文を、引用符なしで実行できるようになりました(hint句を利用する場合の設定を想定しています)。
・Excel更新機能において、これまで非表示項目として扱われていた列を、表示して出力できるようになりました。
その他にも機能強化や不具合修正を行っております。ぜひ無償体験版でお試しください。