ローコード開発ツールTALONの構造説明

TALONの構造を解説します

当ページではローコード開発ツールTALON(タロン)の内部構造をレントゲン写真的にご説明します。ローコード開発とは何かという説明は以下のボタンよりご覧ください。

TALONの構造(レントゲン的な解説)

特徴は、1つの機能(例えば仕入伝票入力機能)に対して、「ブロック」領域を複数設定する点です。これにより1つの機能の中に複数のデータベースやクラウドサービスのデータを同時に扱うことが可能になります。

●TALONの構造    

各ブロック領域の設定は、表示するためのデータをSELECT文で取得します。取得した情報に対してラベル名や入力チェック、ビジネスロジックなどを設定します。

●ブロックの詳細説明    

ブロックの仕組み
SELECTの代わりにプログラムによる取得ロジック記述も可能です。
プログラムからTALON APIを利用する事で複数データソースからのデータ取得も可能です。
1つのブロックが1つのテーブルに更新可能。複数テーブルへの更新はルールエンジンを使います。
SalesforceはRDBではないのでSQLは本来使えないがRDBと全く同じように扱うことが可能です。※CData社ドライバを利用します。

ブロック表現の具体例
(ユーザインタフェース)

ブロックを組み合わせる事で多様な表現が可能になります。ここで表現しているブロック表現は全て同じ設定方法(基本的にはSELECT文を組み立てたら完成)で実現する為、学習コストも低いです。

●ブロックの詳細説明    

TALONの利用方法例(ユースケース)

TALONを1つの環境で開発・運用するのが一番シンプルなケースだが、状況に応じてマイクロサービス的な利用を行う事も可能です。以下に例を示します。

●ブロックの詳細説明    

社内環境とAWS環境のシステムをTALON単体で構築する事も可能ですが、上記図のように分散し、Web-APIで相互接続する事で、マイクロサービス化を簡単に実現する事が出来ます。

ブロックの活用方法1
ルールエンジンの構造

●ルールエンジンの構造説明図    

ルールエンジンの仕組み
各ブロックは1つの更新テーブルを持ちます。
別機能のブロックをバックグラウンド処理で呼び出すことが可能です。
結果、複数テーブルが更新されます。
機能2から機能1のブロック呼出も可能です。
RDBについては全体でのロールバック可能です。

●ルールエンジンの具体例(仕入れ処理の例:仕入伝票を登録する)    

ブロックの活用方法2
他ブロックリンクの構造

●他ブロックリンクの詳細説明    

他ブロックリンクの仕組み
別の機能に定義されたブロックをリンク表示します。
複数の機能のブロックにリンク表示可能です。
リンク表示したブロックも更新処理可能です。

●他ブロックリンクの具体例    

ブロックの活用方法3
Block to Blockの構造

●Block to Blockの詳細説明    

Block to Blockの仕組み
ブロック情報同士で関連付け可能です。
呼出元ブロック条件付けした検索を実行可能です。
呼出先が再描画されます。
呼出先のブロックも更新処理を実行可能です。

●Block to Blockの具体例1     画面左下ブロックの「技能」ボタンをクリックすると、右下側のブロックが描画されます。他の行の「技能」ボタンをクリックすると別情報が再描画されます。

●Block to Blockの具体例2     画面左上のブロックにある「グラフ」をクリックすると部門別の集計グラフが描画され、画面右上のブロックにある「グラフ」をクリックすると部門・年月別の集計グラフが描画されます。

ブロックの活用方法4
リアルタイムユーザインタフェース

ブロックごとに何秒おきに再描画するという設定が可能です。これによりユーザのアクション無しで情報を変化させることが出来ますので工場内で大きなモニターに稼働状況を表示したり、デジタルサイネージなどとしてご利用が可能です。

●リアルタイムユーザインタフェースの具体例    

おわりに

ここまでご紹介してきたローコード開発ツール「TALON」ですが、より詳細な情報をお知りになりたい、無償での体験版を利用してみたいという場合は以下のボタンからお問い合わせ頂くか、動画チャンネルでより詳細な情報を入手ください。


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